プログラム

小豆島縁起絵巻

ヤノベケンジ(絵師 岡村美紀)

坂手港待合所 / 常設

《小豆島縁起絵巻》は小豆島に芸術作品が集まることによって展開される神話的物語を後世に伝え続ける記録絵画です。テーマは「希望の島」。瀬戸内国際芸術祭2013に際して設置された作品群や、小豆島に伝わる逸話を描きながら、背景には、旧約聖書のエピソード「ノアの方舟」などをモチーフにした壮大な物語が語られています。大地の神は大洪水を引き起こし、天空の神は雷鳴を轟かす。神々の怒りを乗り越え、再生をはかるため、人類が苦難の末にたどり着いた希望の新天地、小豆島。この物語絵巻を見た旅人は、芸術が創出した物語と現実の旅とを重ね合わせ、古くから伝わる龍の伝説や、オリーブに象徴されるユートピアを心に刻むことができます。

 

yanobe

ヤノベケンジ  美術作家

1965年大阪府生まれ。90年初頭より「サヴァイヴァル」をテーマに大型機械彫刻を制作。97年にチェルノブイリを訪問する《アトムスーツ・プロジェクト》を行うなど社会的メッセージを含む作品群は国内外で評価が高い。2009年には大阪を舞台にした「水都大阪2009」にて火を噴く巨大ロボット《ラッキードラゴン》《ジャイアント・トらやん》などを発表。同年大阪文化賞受賞。 2012年には震災復興を掲げるモニュメントとして巨大な子ども像《サン・チャイルド》を制作。福島をはじめ大阪、モスクワ、イスラエルなど世界各地に設置している。
http://www.yanobe.com/
http://kyap.tumblr.com/