事務局ブログ(週1回更新)

2015年3月1週目|少しだけ離れた世代との交流

醤の郷+坂手港プロジェクトのスタッフ・こにしです。

京都大学のアメリカンフットボール部「Gangsters」の部員約100名が
小豆島に合宿に訪れ、小豆島の小・中・高校生たちと交流をしました。

3月4日には、メンバーのうち約20人が苗羽小学校に訪れました。
生徒から大学生に向けての質問タイムでは、積極的に質問をする子どもたちが印象的でした。
子どもたちにとって、京都大学がどれほどレベルが高い大学なのかは
あまり関係がなかったようで、子どもらしい質問が飛び交いました。

「毎日、牛乳は飲むのですか?」
京大アメフト部では寮のような施設があり、そこでは牛乳が飲み放題だという答えがあると、
子どもたちから「お〜〜〜!」という反応があったり、とても微笑ましい様子でした。

質問タイムのあとは学年ごとにわかれて、体を動かして遊びました。1・2年生は、しっぽ取りゲーム。
みんなが布をしっぽのようにつけて、取り合いをするゲームです。
チームに分かれてゲームがはじまると大盛り上がり!
アメフトで日本一を目指す大学生と、元気が有り余っている小学生たちの
体力には限りがなく、体育館には元気な声が響き渡りました。

大学生 VS 小学生 では、小学生チームが勝利し、大学生たちが、
罰ゲームとして、子ども達を背中に乗せて腕立て伏せをしました。
普段かかわることの少ない大学生のおにいさん、おねえさんと一緒に遊んで、本当に楽しそうでした。

一方、小豆島高校では、1年生約90名にむけて地域おこし協力隊の講話がありました。
現在、小豆島町には地域おこし協力隊が4名います。
考古学者で福田地区の石文化の研究をしている川宿田好美さん、
坂手地区で絵画教室をひらいている画家の岡村美紀さん、
地域の交流拠点であるUmaki campを建設し管理している向井達也さん、
アメリカ出身で世界中で活躍をしている写真家のパトリック・ツァイさん。

向井さん・パトリックさんペアと、川宿田さん・岡村さんペアに分かれて、
働くことについて、生活についてのお話がされました。

向井さんとパトリックさんは、高校生からの質問に答えるかたちで話ました。
「将来、自分のしたいことをするべきか安定した職につくべきか」という質問に、
向井さんは「安定した職などないと思う。自分のバランスで続けられることをおすすめします」
パトリックは「夢と現実のバランスの取りかたは人それぞれ。自分のバランスを知るといい」と
答えました。ふたりの話には共感することが多く、私自身も自分を見つめ直す機会になりました。

岡村さんと川宿田さんは、ふたりの経験を高校時代・大学時代・就職してからのことに
わけてそれぞれお話されました。ふたりとも、自身が目指していたこととできることの違いが
あったことや、お互いの尊敬する部分などを話されました。あと2年間の高校生活のうちに
進学や就職の道を選ぶ高校生たちにとって、参考になるお話でした。

小学生にしても高校生にしても、普段は接点の少ない少し年上のおにいさん、
おねえさんとの交流は、とても新鮮で貴重な時間だったと思います。
親や先生とは違う立場として頼りになる存在にもなりそうです。
こうした交流が、学校でも地域のなかでも増えていくといいなと感じました。